【よるのうた】ゴロワーズを吸ったことがあるかい/ムッシュかまやつ と 「たった12の『CROSSOVER』展」のはなし

 

  

今日はほぼ日刊イトイ新聞が運営する「TOBICHI」に行ってきました。

何をしに行ったかというと「たった12の『CROSSOVER』展」を見るために。

 

表参道駅から歩いて10分程にある「TOBICHI」。これはほぼ日刊イトイ新聞のアンテナショップというか、ほぼ日刊イトイ新聞がそのまま現実世界に飛び出てきたような場所です。表参道という場所は初めて歩きましたが、なんだかおっかなかったですね。高級車ビュンビュンで、なんだか「若者を騙くらかしてやる」(もちろんそんなことはないと思うけど)という雰囲気を感じます。

そこで「瀧本幹也」さんの展覧会が開かれていたわけです。ぼくもこの方のことは全く知りませんでした。広告写真やアルバムジャケット、映画撮影など写真や映像にまつわる色んな活動をされている方です。

 

展覧会では広告写真や個人の作品の制作の裏側を垣間見ることができました。(なんせ今日で展覧会は終了なので)そこにはひとりの男の「仕事ぶり」が見て取れました。純粋に「こんな風にして作り上げられてるんだ!」と驚きがあります。それは例えば、UNIQLOの店員さんの服の畳み方を間近で見てるような感じでした。

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真ん中のものなんて絵みたいじゃないですか?これも写真で撮られた作品なんですよ。不思議な感じですよね。 

 

瀧本さんはCMの製作もされているらしく、過去に製作したものをまとめて40分ぶっ通しで流れてる大胆な視聴コーナーもありました。10人も入れば一杯になる狭い部屋で、暗い中壁に照射された映像をみんなでじっと見る。それは普段煙たがるものなのに、そうして見ると不思議と見入ってしまいました。

そうしてジィッと見てると、「考える人」「撮る人」「演じる人」「お金を出す人」色んな人が混ざって出来てるんだなあとぼんやり思えてきました。それらの人が全力である企業を宣伝してるんです。

そうして見ると「果たして、そのうちの何人がほんとうに、その企業を後押ししてるんだろう」なんて、またややこしいことを考えてしまいました。でもそれって大事なことだと思うな。どうなんでしょう。気になります。

 

 

Gauloise wo Sutta Koto ga Arukai

Gauloise wo Sutta Koto ga Arukai

 

 

 

 

 

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