【よるのうた】Someday/佐野元春 と 昔と今のこと

生まれ育った名古屋で出会った人達はいま、ほとんどがただの景色に変わろうとしている。

あれだけの時間を共有し、秘密を分け合ったりしたのにも関わらず。それらを半ば自ら断ち切ろうとしている。

いままでどれだけ狭く、定められた価値感のもと、管理されて生きて来てたんだなあということをありありと感じます。

 

僕は結構しつこい性格だし、わりと深く長く関わりたがる人間でした。せっかく出会ったのにいつのまにか会わなくなって、気づけば他人同様になっていた。なんてことが嫌だった。だから少し前までは、少しでも縁があった人には「最近会ってないな」とおもえば連絡をしたりするようにしていた。

だから女性との付き合いも苦手でした。一過性のものとしてやりすごせる自信はまるでなかった。なんでみんな好きでもない子と気軽に付き合えたりするのか、羨ましい反面まるで理解できなかった。それはぼくが全然モテなかったことも関係あるかもしれないけど、とはいえ、やはりぼくには理解できなかった。

 

ようするに人を傷つけたり、それによって自分が傷つくことを恐れてるだけだったんだろうか。

 

しかし、恐れて何が悪いんだ、そりゃそうだろう。そう思わなくなったらオシマイジャナイカ

と思えるようになった辺り(いま思いました)成長している気がする。

 

と、このあたりで書きながら音楽を聴き始めたんですね。2時間くらい。そこで思ったんです。大体の歌うたいのアルバムって2〜3、4枚目くらいが名盤と言われることが多い。なぜか。それはそこまでに歌うものは共感しやすいものが多いってことかもしれません。ちょうど青春時代のことを歌っているから。そりゃそうです。

そしてそこから作る側も受ける側もそれぞれの道を決定していくんだと思いますが、多かれ少なかれ、作る側はどんどん変化し、スケールも大きくなって行き、想像力の及ぶ範囲がどんどん広くなってくわけです。

反面どこかに留まることを決めた受け手は、その広さに次第についていけなくなります。どちらが良いとかではなくです。ただ重なる点を過ぎてしまったということだと思います。

 

そうした生まれる溝は、友人とのそれにとても似ているなあと思います。

 

そう思うとね、僕なんか昔好きだったものを繰り返し聞いたばかりいますが、新しいものも積極的に、めんどくさがらず聞こうなんて思っちゃったりしています。

 

 

公式かどうかわかんないけど、個人的な判断で今回は紹介してしまいます。怒られたら、その時考えます。この曲は中学校時代、いまから10年ほど前、まだガラケーしかないころ、僕の着うたでしたねえ。そのころぼくは恋をしていて、この歌が携帯からなるたびにドキドキしていました。
佐野元春はぼくを音楽の世界に導いてくれた人です。

Youtube
https://youtu.be/1s1cK62S2Nc


音楽サービスを使われてない方は、AmazonのURLから視聴・購入することもできますので、ぜひ聞いてみてください!
Spotify
https://open.spotify.com/track/30pVFOvuJtzn5gxuQUzefE?si=0mFisw6RTzOs_X1RdpAv3g
AppleMusic
https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%87%E3%82%A4/1093731928?i=1093732193
AWA
https://mf.awa.fm/2LGKvK6
Amazon(視聴)
https://is.gd/TgzXp6