【よるのうた】頼りない天使/FISHMANS と ゴリラ鯨雨で雨宿りのはなし

 

 

頼りない天使

頼りない天使

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今年の夏はゲリラ的に降る豪雨、「ゲリラ豪雨」が少ないですね。なあんていろんな人に触れていた矢先今日の午後、原宿にいたらガツンと雨に打たれました。

用があって原宿に向かって、着いたのが14時頃。予定までしばらく時間があったので、どこかで時間を潰そうと思ってぶらぶらしてました。原宿は初めて歩く街(そんなとこばかりです)だったので、「へええ、みんな一体ここに何を求めて来てるんだろう」と不思議に思ったり、出来ては消える「いかにも」なお店はそれでも成り立つノウハウがきっとあるんだろうなあと、行列のできるアイス屋を見ながら思ったり、原宿駅前の人の多さに驚きながら「今日は月曜日(平日)だよなあ」と三回くらい確認したり、みんなおしゃれだなあと感心したり、これじゃ自転車も乗れないから田舎っていいなあ、俺は田舎モンだなあと思ったりしながら人混みを離れて少しゆっくり出来そうな場所を探してました。
だんだん雲行きは怪しくなって来て、いかにも「ふるぞふるぞ」と言わんばかりで空も鳴いていました。でも楽天的なぼくは、「まあ、大丈夫だろ」とズンズン知らぬ道を歩き回っていました。
気がついたら周りは家ばかりになってきて、こりゃ間違ったな、今はやだなと思ってたら「どっしゃあ」でした。

そうしてぼくは、いつぶりかも思い出せないような雨宿りをしました。

「さっきの参拝に向かわんばかりの人たちはいったいどうなっちゃてるんだろう」とかまたいらん妄想を膨らませて暇を潰してたら、昔のアルバイト先の店長を思い出しました。
その店長たるや天才的にエンターテイナーな人で、しょっちゅう訳の分からない造語をあたかも「はじめからあったかのように」喋る出すんですね。
色々ありました「ジーマミー?」とか「セム!」とか「ぽぎゃん」とか。ちなみに「うろた」というあだ名もその店長との会話から生まれました。ぼくはその店長に「ぶるっさん」というあだ名をつけました。

ゴリラ鯨雨もその中の一つです。

雨を眺めながら、頭の中ではボブマーリーが「雨を感じれる奴もいるし、ただ濡れるだけの奴もいる」って語りかけてくる中、一緒にそんな記憶が甦るんだからつくづく頭の中って混沌としてるなあと思います。

その後に喫茶店(カフェ)に行ったらコーヒーを一杯飲んだだけで850円取られてしまい、つくづく田舎モンでいいや俺はって思いましたね。洒落たカフェなど行きたくねえ。

さあて何が一番伝えたいかって、なかなか理想の雨宿りには出会えないんだなあってことです。

 

 

頼りない天使 (Live)

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